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真性てんかんとは?テグレトールと食べ物による治療

2019年08月26日
人間の脳の仕組み

真性てんかんは、生まれつきてんかんを持つタイプです。原因は遺伝子によるものなどが推測されていますが、はっきりとわかっていません。
真性てんかんは、意識が全くなくなることもあります。手足が急にガクガクと動いたり、全身がつっぱったり、けいれんが起こることもあります。
症状が出る前に気持ちが悪くなったり、手足がしびれたり、口から泡を吹いたり、失禁してしまうこともあります。
発作は短時間でも、脳機能障害や異常感覚を起こすことがあります。

真性てんかんと診断されたら、まずは発作を抑えることに専念します。てんかんは抗てんかん薬を飲んでいれば、ほとんどの症状を抑えることができます。
患者さんが自己判断で服薬をやめてしまって発作が起こるということが少なくないので、周りが服薬管理をしてあげる協力も必要です。
抗てんかん薬のひとつとして、テグレトールがあります。
テグレトールはNaチャネル阻害薬に分類されている薬で、興奮物質のNa+が細胞内に入るのを防ぐことでてんかん発作を予防する効果があります。
興奮状態を抑えるため、眠気が強くなったり、注意力が落ちるなどの副作用が起こることがあるので、運転や高所作業などは避ける必要があります。

薬以外の治療法では、食べ物をケトン食という高脂肪食に変えることで症状が改善される場合があります。
ケトン食は今はやりの糖質制限の強化版という感じで、糖質を排除して脂肪分の多い食べ物の割合を増やす食事療法です。
一見すると簡単に見えますが、毎回高脂肪食を食べなければならないことと、主食を控えなければならないということでストレスがたまる可能性があります。
日本ではケトン食による治療はあまり実施されていないのが現状です。