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てんかんの分類と脳神経外科におけるテグレトール治療

2019年10月27日

てんかんというのは、脳の神経細胞が発する電気的な興奮がもとで、はげしい発作や、意識がなくなってしまうといった症状をくりかえす病気です。
てんかんと疑われる場合には、通常は脳神経外科のような専門の診療科目を受診して、脳波などのくわしいチェックをしたもらった上で、どのような治療をすべきかを検討することになります。

てんかんの分類の方法としてはさまざまなものがあります。
たとえば、大脳のなかでの異常な興奮が、どの部位で起こっているかに注目すると、大脳の幅広い領域で起こる全般てんかん、一部で起こる部分性てんかんといった分類が考えられます。
そして、全般てんかん、部分性てんかんというそれぞれの分類のなかでも、さらに、あきらかな脳の病変が確認できる特発性てんかん、そうではない症候性てんかんといった分類が成り立ちます。

てんかんの治療にあたっては、脳神経外科における手術のような手段もあり得ますが、医薬品の投与によって、発作をしずめたり、発作を予防するということもよく行われます。
代表的な医薬品としてはテグレトールのようなものがあります。
これは特に部分発作のときに活用されるほか、躁うつ病や三叉神経痛の治療などに応用されることがあります。

テグレトールをてんかん治療に用いる場合、はじめは少量を投与し、ある程度期間が経過して慣れてきたら多めの量を投与するというかたちになります。
テグレトールの投与量に関しては、症状の改善状況などを踏まえて慎重さが求められるため、基本的に医師の指示にしたがうことが重要となります。
もしもテグレトールを投与されている患者のほうで勝手に服薬をやめてしまった場合には、逆にてんかんの発作がひどくなるなどの反動が出ることがありますので、その意味でも注意が必要です。